運転中はいつもアマゾンミュージックを聴いてるキリト(@kirito_y1)です。
最近はスマホをBluetoothやUSBケーブルで接続できるカーナビも増えてきて、機能は充実しても価格は一昔前に比べてかなり安くなり、なんと車を購入する時の値引き交渉で純正ナビがタダで付いてくるなんてことも。
そして日本でのカーナビの普及率は約75%と、ほとんどの方が付けているカーナビ。
私は1人で運転している時テレビを見る事は無いのですが、家族で出かける時はテレビやDVDが見れると、子供も退屈せずに過ごせるので便利ですよね。
スマホやタブレットでもテレビや動画を見る機能はありますが、スマホではどうしても画面が小さくて見づらいことや、動画を見るには常にデータ通信が必要だったり、車内で充電しながら長時間使用するとバッテリーの発熱で劣化や故障が心配されることから、「カーナビでテレビや動画が見たい!」と言うのは、いまだ多くのニーズがあります。
と、言うことで購入したディーラーへ問い合わせたら「対応できません・・・」
しかたなく有名量販店オートバック◯へ問い合わせると工賃含めて約3万・・・
なかなかいい値段です・・・
と言うわけで、「できるだけ安くカンタンに、走行中でもテレビが見れる方法」をご紹介します。
と、その前に・・・
そもそも走行中にテレビを見るのって違法じゃないの?
結論から言うと、走行中に運転者がテレビを「注視」していなければ違法ではありません。
しかし、この「注視」と言うのがいまいちハッキリしないですよね。
「注視」とはじっと見たり、意識をそちらに向ける事を言います。
つまり、運転中にテレビに気を取られている状態。
確かに運転中にテレビに気を取られていては大変危険なので、違法と言われてもわかる気もしますね。
だからと言って、走行中にカーナビでテレビが映っていたから違反で捕まると言うことはまずありません。
あくまで「注視」していた場合になります。
同乗者の命を預かっているわけですから、もちろん注視なんてしませんよね。
では、快適なドライブの為にあなたの愛車も走行中にテレビが見れるようにして行きましょう!
例としてトヨタのヴォクシーで行っていますが、どの車も構造はほぼ一緒なので、参考にして下さい。
用意するもの
今回はできるだけ安く簡単にできるよう、ネットで購入できるキットを使う方法で行います。
コンセントみたいに繋げるだけですので、初めてでも簡単にできると思います。
まずは準備する部品と工具です。
TVキット
まずは肝心の『TVキット』です。カー用品店で1万円ほどで売られているかと思いますが、アマゾンや楽天で1000円程度で安いものが売っています。
今回はアマゾンで購入しました。
商品が安いので、送料が掛かるのがちょっと痛いのですがアマゾンプライム会員なら翌日配送なうえに送料無料です!
30日間は無料でプライム会員特典が使えるので、買う前に登録すれば送料を無料にできます。
私もこの為にプライム会員になったので、注文した翌日に商品が到着しました。
ちなみにすぐに解約しても、30日間はプライム会員特典が使えますのでまずは無料体験登録するのがオススメです。
内張り剥がし
これはカーナビの周りにある内装を外す為の道具です。
内張り剥がしはキズが付きにくい樹脂製がオススメ。
ドライバー、ラチェットセット
カーナビを外すための道具。
今はボルトで取り付けられてることが多いので、ラチェットセットは安いものでいいので用意しましょう。
1セットあると家具の組み立てなど、普段の生活でも何かと重宝しますよ。
あと、車種によっては取り付けボルトが特殊な形状をしていますので、アダプターが必要となります。
納車時に渡されているはずですが、見当たらなければ購入先に問い合わせて見ましょう。
あったら便利なもの
これは私が取り付け作業中にあったほうが便利だなと感じたものです。
絶対必要ではありませんが、用意しておくと快適に作業ができると思います。
マスキングテープ
内装のパネルにキズが付かないように貼っておきます。
ホームセンターなどに売っている養生テープでもOKです。
配線ガイド
狭いところに配線を通すのに使います。
無くてもできますが、これがあるとさらにスムーズに作業ができます。
バスタオル
※家にあるバスタオルで十分ですので、上のバスタオルを買う必要はありません。ふわふわなバスタオル最高。
外したカーナビをバスタオルで包むと、カーナビのモニターや、周りのパネルなどのキズ防止になります。
フェイスタオル等では少し物足りないので、バスタオルなど大きめなタオルがいいですよ。
作業手順その1 ~TVキット取付準備~
カーナビ周りのパネルをはずす
平坦な場所で車のエンジンを切ってサイドブレーキをしっかりかけたら、まずはパネルを外す作業からスタートです。
パネルのつなぎ目にマスキングテープを貼れば、キズ防止になりますので貼りましょう。
ほとんどの内装パネルはツメが引っかかる形で固定されていますので、テコの原理を上手く使って少しづつ外していきます。
この時、力ずくで外そうとするとツメが折れてカパカパになってしまうので、外す時は焦らずゆっくり、少しづつ確実に外して行きましょう。
また、赤◯の場所はカプラーが繋がっていますので、パネルが外れたらひとつづつ外します。
カプラーはオス側のツメが引っかかる形でロックされていますので、ツメの部分を押しながら引き抜いて下さい。
カーナビを外す
カーナビは大体4ヶ所をネジかボルトで留めてありますので、ドライバーかラチェットを使って外します。
画像ではカーナビで見えませんが、左下にも1ヶ所で計4ヶ所です。
ここで車種によっては「セキュリティーボルト」と言う、見慣れない形をしたボルトが使用されている事がありますので、その場合は専用のアダプターを使って外します。
配線がたくさん見えますが、まだそのままで大丈夫です。
外したネジやボルトは無くさないように気をつけて下さい。
もし、シフトレバーが邪魔でカーナビを引き出せない時は、シフトレバーの近くに『シフトロック解除ボタン』がありますので、ボタンを押しながらシフトレバーを邪魔にならない位置まで下げましょう。
エンジンを切った状態で、サイドブレーキをしっかり掛けていれば車が突然動き出すことはありませんので、安心して下さい。
ただし、傾斜がある場所では万が一がありますので、先ほども伝えた様にシフトレバーを動かす際は必ず平坦な場所で!
外したカーナビは、先程『あったら便利なもの』で出てきたバスタオルでくるんでおくとキズ防止になりますよ!
カーナビの後ろに付いているカプラーを外す
TVキットを繋げるため、対象箇所のカプラーを外します。
今回のカーナビの場合は赤◯の箇所が対象のカプラーです。
外したところを上から見た画像です。
グレーの部分から白いカプラーを外しました。
作業手順その2 ~TVキット取付~
カーナビから外した白いカプラー(オス)と、TVキットのカプラー(メス)を接続します。
※切り替えスイッチの配線を接続する
カーナビ操作切り替えスイッチがある場合は先に切り替えスイッチの配線を通しておきます。
今回はハンドル横の隙間から通して、カーナビ裏で出しました。
配線ガイドが無くても通すことはできますが、あった方がスムーズに作業が出来ると思います。
切り替えスイッチのカプラー(オス)と、TVキットから出ている黒いカプラー(メス)を接続します。
※カーナビ切り替えスイッチを付ける
切り替えスイッチには両面テープが貼ってありますので、操作しやすい場所へ貼り付けます。
ただし、ちょっと粘着力が弱そうなので手持ちの内装用両面テープに貼り替えました。
TVキットをカーナビに接続する
カーナビとTVキットを接続します。
グレー(メス)のところにTVキットのカプラー(オス)を接続。
アースを取る
TVキットから出ているアース線を、カーナビの取付ステーボルトに共締めしました。
これでTVキット全ての接続が完了です。
作業手順その3~接続確認と戻し作業~
ちゃんと映るか、カーナビ操作はできるか動作確認
カーナビを取付けたら、内装パネルを付ける前に動作確認をしましょう。
エンジンは掛けなくていいので、電装品が使える『アクセサリー』までキーを回します。
ハイブリッド車の方はブレーキペダルを踏まずに『スタートボタン』を押して下さい。
カーナビのオープニング画面が付けばOKです。
テレビに切り替えました。
ギアは『パーキング』サイドブレーキもまだ掛けた状態です。
次に、ブレーキを踏んだままサイドブレーキを解除し、ギアを『D』にします。
車が動き出すと危険ですので、しっかりとブレーキを踏んでいて下さいね。
この状態でテレビが映れば、接続作業は成功です!
さらにカーナビ操作付きの場合は、目的地設定などの画面にします。
先程取り付けた切り替えスイッチで切り替え、目的地設定が出来るようになれば大成功!
あとは内装パネルを戻して作業完了!
外していた内装パネルを元通りに付ければ、全ての作業は完了です!
お疲れ様でした!
安全運転で楽しいカーライフを!
今回は『できるだけ安く、走行中にテレビを見れるようにする方法』をご紹介しました。
ちょっと手間を掛ければ、車はただの移動手段だけではなく、とても生活を豊かにしてくれるものになります。
走行中にテレビが見れるようになっても安全運転第一で、素敵で楽しいカーライフを楽しんで下さい!
最後までお読み頂きありがとうございました!
以上、キリト(@kirito_y1)でした!
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