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仕事がつまらない・・・そう感じた時にオススメの1冊!『社畜上等!会社で楽しく生きるには』

社畜上等 読書
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キリト
キリト

社畜上等!夜露死苦!

なんだか昭和のヤンキーみたいな書き出し・・・
どーも!昭和生まれのキリトです!

「なんでもやります!頑張ります!」と鼻息荒く入社してから早10年。
右も左もわからず、まだ見ぬ未来へ希望と不安を抱えながら、怒涛の新人時代を過ごしてきた20代。
入社前の理想と、入社後の現実とのギャップに打ちひしがれた時もあった。

仕事に追われていた新人時代が過ぎ、日々の業務にも慣れてきて、
ふと思う。

「最近、なんか仕事がつまらない。」

サラリーマンならば1度は通る道ではないでしょうか?

そんな時に出会った1冊。

今回は、リクルート、バンダイを経て、労働社会学の観点から、
「働き方」をテーマに活動をしていらっしゃる「常見 陽平」さんの著書、

『社畜上等!会社で楽しく生きるには』をご紹介して行きます!

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はじめに

この本は、社畜になることを進める本ではありません。
ましてや、ブラック企業礼賛本でもありません。

『社畜上等!』と本のタイトルにもありますが、
決して社畜やブラック企業を進める本ではないとの事。

では、一体この本はどの様な本なのでしょう。

『会社』は、人が生きていく上で切っても切れない存在

多くの人は結局、会社で働きます。正規・非正規を問わず、
多くの人は会社で仕事をします。
貴方が経営者になったとしても、そこで働く人のことは意識しなくてはなりません。
フリーランスになったとしても、取引先の会社と向き合わなくてはなりません。

つまり、人は「会社」というものと向き合い続けなくてはならないのです。

仕事を貰う、給料を貰う、お金の流れの中で、
『会社』は必ず存在するということですね。

今、あなたが使っているスマホ、パソコン、インターネット・・・
すべて、何かしらの『会社』を通って、あなたの元へ届いています。

でも、なぜこの様なタイトルをつけたのでしょうか?

最初から社畜の人なんていない

人は社畜に生まれるのではありません。社畜になるのです。
それならば、立派な社畜、楽しい社畜、
使い潰されない社畜になるという手だってあるじゃないですか。

社畜なりに人生を楽しくしよう。これがこの本の目指すところです。

なるほど。「楽しい社畜だってあるんだぜ!」という意味が込められていたんですね!

ちなみに、社畜については『反抗期の無い、親の言う事を聞く子供は社畜になる。』の記事でも触れていますので、ぜひご覧ください。

それでは、なぜあなたは会社が楽しくないのでしょうか?

「やりたい仕事ができない」

「毎日同じ事の繰り返しでつまらない」

「自分のスキルを生かせない」

色々な理由があると思います。
人間って不思議なもので、ネガティブな言葉ってどんどん出て来ますよね。

ではその前に、そもそも会社とは一体何なのでしょうか?

会社とは、コミュニティである

コミュニティは自分の居場所になりえます。会社に行けば、上司や同僚や後輩がいるし、
取引先など、仕事関連で会う人たちもいます。

日々当たり前の様に出社していますが、
一緒に働く人がいて、働く場所がある。

一つのコミュニティの場所がそこにはありますね。

たとえば、オフィス一つ取ってみても、すべて自分で揃えるとなったらお金がかかります。
それが、すべて会社には最初から揃っているのです。

起業して、事務所やお店を構えるとなれば、
今、会社で使っている物を全て、自分で揃えなければいけません。

従業員を雇うならば、もちろんその従業員分も揃えなければいけません。
これはなかなか大変。

会社とは、実はビジネススクール

電話の取り方、メールの書き方、敬語の使い方、商談の進め方、
社内の会議の進め方、議事録の取り方、企画書の書き方など、
一通りの基礎的なビジネスのスキルを学ぶことができます。
困難な局面をどう乗り越えるのか、理不尽な想いをした時にどう考えるのか、
キャリア形成のヒントなどを学ぶことができます。

ビジネスマナーに、研修や資格取得、実際に実務をやりながらのOJT。
この様に考えると、確かに会社はビジネススクールみたいだなと感じますね。

知らず知らずの内に、様々なスキルが養われていく訳ですから。
しかも、給料を稼ぎながら!

会社の魅力とは、「やらされる」ことである

最初の配属は縁もゆかりもない地方の営業所で、
中小企業相手の営業担当をすることだってあります。
この仕事を悪いことだって言っているわけではありませんが、
要するに希望が通らないことがありうるし、むしろそれが普通のことです。

これが「会社がつまらない」理由の一つかも知れませんね。

「なんで会社はやりたい事やらせてくれないんだ!」

「この仕事じゃ自分のスキルを全然生かせない」

この様に思う事もあるかも知れません。
しかし、筆者は以下の様に伝えています。

会社から希望外の仕事を任せられるという事は、悪だと言い切れるのでしょうか。
この仕事を「やらされる」という行為が個人のキャリアの幅を広げてくれる可能性があるのです。
これが会社の醍醐味です。

つまり、折角キャリアの幅が広がる可能性があるのに、
『やらされている感』で働くのか、『これは新たなスキルアップのチャンスだ』
考えて働くのか。

断然、後者の考え方の方が得るものが多いですよね。
この様に考えると、仕事への取り組み方も変わりますね。

まとめ

「つまらない」と思っていた仕事。
それは自分自身が決めつけていただけ。
実は会社というのは、考え方さえ変えれば、めちゃくちゃ面白い所なる。

・『会社』は、人が生きていく上で切っても切れない存在
・最初から社畜の人なんていない
・会社とは、コミュニティである
・会社とは、実はビジネススクール
・会社の魅力とは、「やらされる」ことである

私の会社員生活も、気付けばもう10年。
この本を読んで、改めて新入社員時代を思い出しました。

あの頃はとにかくがむしゃらで、著者の様に
会社を客観的に見る事は出来ていませんでした。

この本は他にも、

・会社は、利用するものである
・エア転職をしてみる
・仕事にプロの迫力を
・自分の感覚が古くなっていることをちゃんと恐れること
・自分より若い社員をバカにしない
・コンプレックスの乗り越え方
・会社の中で怒り方を身につける
・「嫌いな人」は誰でもいる
・楽しく働くための仕事術

など、「会社がつまらないなぁ」と感じている方だけではなく、
これから就職を控えている学生や、新入社員の方にもサラリーマンの指南書的なオススメの1冊!

ぜひ、本書で1度『会社』を客観的に捉えてみて下さい!
上手に会社と付き合って、幸せな社畜ライフを謳歌しましょう!

最後までお読み頂きありがとう御座いました!
以上、キリトでした!

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